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肖像・銅像
彫刻家・小張隆男は、肖像彫刻を格別に得意として、多くの作品を生み出してきました。
優れた肖像作品は、万巻の書にも匹敵すると言われるように、人の歴史を雄弁に語り、強い意志と心の表象となって素晴らしい記念となります。
千代の富士 像「出を待つ」

控え室で出番を待つ横綱・千代の富士(故・九重親方)の姿。
横綱が現役引退を心に決めていた時期に依頼を受け制作した銅像で、小張隆男が制作した肖像・胸像の中でも代表作です。昭和最後の大横綱の、気力、体力共に充実していた現役のピークとも言える時代を肖像に収めさせてもらう経験は、彫刻家冥利に尽きる貴重な経験でした。この肖像は 断髪の日の式典で除幕され、現在九重部屋の玄関と福島町横綱記念館内の2ヶ所に設置されています。その後も九重親方とは長いお付き合いをさせてもらい、北海道・福島町の横綱記念館のモニュメント、そして、台東区谷中・王林寺の全身像と肖像を制作させていだくきっかけとなる作品でした。
